九州帰省④

2023年4月11日

本日は帰省最終日。
今日は私の趣味、お城散歩がメインです。

雷山神籠石

雷山神籠石は、福岡県糸島市にあった古代山城です。
飛鳥時代から奈良時代にかけて、西日本各地で山城が築かれました。そのうち史書に記録のないものは「神籠石(こうごいし)」と称されています。

雷山神籠石は、雷山の北麓にあります。
まずは手前にある雷神社を訪ねました。杉の巨木を仰ぎ見るだけでご利益がありそうです。

雷神社から歩いて神籠石に向かいました。
途中、不思議な形をした草が群生していました。
後で調べたところ「マムシグサ」のようです。

こちらが最大の見どころ北水門です。神籠石は、その外周に大きな石を並べているのが特徴です。そして谷間にはこのような水門を設けています。しかし、1000年以上の時の流れにより崩落しているものがほとんどで、ここまで完全な形で残っているのは珍しいです。

二見ヶ浦

続いて糸島の山から海へ。
観光名所の二見ヶ浦に立ち寄りました。
外国からの観光客も多数訪れています。

名島城

最後に福岡市北部の名島城跡公園を見学しました。現在は周囲を埋め立てられていますが、当時は博多湾に突き出した岬の上の城郭でした。

城跡公園入口付近に大手石垣遺構があります。石壁の上にあり少々見学しづらいです。

本丸跡は、公園広場となっており、一角に城跡碑が建てられています。

海岸に下りると、俎板瀬(まないたせ)という遺構がありました。
神功皇后が三韓(朝鮮半島)に出兵する際にここで供物を供え、また帰還後に祝宴を開いたと伝わります。

4日間天気に恵まれ、良い旅を楽しむことができました。
しかし、この旅行中に移住の話が大きく前進し、帰ったら色々と準備が待っています。その詳細について、このブログに掲載していくつもりです。

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