エノコロ
2024年8月6日
庭の奥に鎮座する柿の木です。
今年は多くの実をつけています。去年はほとんど実らなかったところ、今年はなにか特別なことをしたわけではないのに不思議です。
さて、庭を見渡せば雑草の海。
3週間前に草刈りをしたのですが、もうここまで伸びています。
そのほとんどを占めているのが、こちらエノコロです。これまでメヒシバと思っていたら、穂の形が違っていました。この穂からネコジャラシの異名をもつイネ科の植物です。
この穂にたっぷりとついた実がばらまかれると、翌年また厄介です。なので、穂をみつけては刈り取り、ゴミ袋に入れるようにしています。
それにしてもみごとな実りっぷりをみていると、品種改良し実を大きくすれば穀物の一種になるのではと思わせます。調べてみると、古くから食糧不足の際には食用されていたとのことです。
とはいえさすがに食用するつもりはなく、背丈が高く見た目がよろしくないので、防除したいと考えています。
ところが非常に成長力が高いため、前述の通り草刈りをしても数週間で元通りになってしまいます。
そこで、草をもって草を制す。背丈の低い雑草を残してグランドカバー代わりにできればと考えています。
その候補がこちら。名前はおそらくツボクサです。丸い葉っぱで背丈が低いので、グランドカバーにうってつけです。実際に先月草刈りをした際、ツボクサが生えていた場所は残すようにしたところ、エノコロの成長を抑制できているようです。
ツボクサの間に点在するエノコロなどを抜いたところ、このようにスッキリとしました。これでしばらく様子を観察したいと思います。