マーケット動向(2025年2月)

2025年3月1日

今年もまた1か月が過ぎました。
寒い冬が続きますが、2月のマーケット動向はどうでしたでしょうか。

全般的に軟調です。特に日本株は、トランプ大統領の政策に一喜一憂する展開が続いており、月末に大幅に下落しました。対米ドル為替レートも円高傾向にあります。REITはほぼ変わらずですので今回は割愛し、日本株についてのみ自分なりに分析をしてみます。

●日本株

日経平均は、約5か月ぶりに 38,000~40,000円のレンジを抜けて、3万7千円台まで下落しています。

いつもの24か月移動平均との比較です。

日経平均は下落したものの、24か月移動平均は 35,463円まで引き続き上昇していますので、乖離幅は +4.8%まで縮小しました。
過去12年間の実績をみると、日経平均が 24か月移動平均を下回っては大きく反発する、という周期を繰り返しています。

この周期がまだ続いているとして希望的なシナリオは、以下の通りです(あくまで希望的観測です)。
 3月中にトランプ関税政策への不安と株式市場における年度末調整要因が加わり、3万5千円を割り込むまでに低下し、24か月移動平均を下回る。
 4、5月は、市場への不安が払しょくできずに3万5千円前後で停滞。
 6月に、日本企業の好決算が好感され、あるいは(かなり不利な条件となりそうでウクライナ国民には気の毒ですが)ウクライナ侵攻の停戦実現により反発。日経平均は5万円を目指して上昇。

このような2月の相場状況に対する私自身の行動はというと、
日本株はほとんど何もせず、REITは2月末決算の銘柄を配当落ちしたところで買い増し、円預金の一部を米ドル1年定期に振り替え、といったところです。

2025年3月期決算が出そろう5月下旬までは基本的に静観し、6月に決算状況を分析したうえで銘柄の入れ替えを行う予定です。

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