2024年投資成績

2025年1月3日

新年を無事迎えましたので、昨年2024年の投資成績をまとめてみました。
投資対象は日本株だけではなく、REIT、インフラファンド、米国株などです。
そのおおよその投資割合は、日本株:60%、国内REIT:10%、国内インフラファンド:5%、米国株:10%、海外REIT:10%です。
また、キャピタルゲインは平均投資残高に対する実現損益および含み損益増減の比率、インカムゲインは平均投資残高に対する配当金等の比率で、総投資収益率は両者の合計です。

この数値だけみると好調なのですが、TOPIXが昨年17.7%上昇し、米国株はもっと好調だったことに比べると、8.8%というわがキャピタルゲインは物足りません。足を引っ張ったのが、REITとインフラファンドです。特にインフラファンドは1年間で40%下落と、完全な大負けです。幸いだったのが株式が好調だったことで、両者の損失を打ち消してあまり余りあるキャピタルゲインをもたらしてくれました。

◎各資産の振り返りと今年の投資方針

● インフラファンド
インフラファンドとは、太陽光発電所に投資するファンドで電力売却により得た収益を投資家に分配するものです。ところが、電力固定買取制度の満期到来とその後の買取制度に対する将来的な不透明性や、金利上昇に対する脆弱性、電力買取制度に対する将来的な不透明性、などインフラファンドの弱点が注目が集まり、一気に市場からの評価を失いました。自分としても昨年夏ごろに気づいていたのですが、高配当率に目がくらみ損切りをためらっていたら、損失を拡大させてしまいました。今後の見通しも決して明るくはありませんが、太陽光発電所が稼働している限り収益は分配されますので、気長に回収を図ることにします。

● REIT
一方でREITに関してもインフラファンドほどではありませんが、株式の好調ぶりとは対照的にほとんど一直線に下がり続けました。ただしREITに関しては大きな不安材料がないなか下げているので、かなり割安になっています。なのでマーケットから再び注目を浴びる時を待ちながら少しずつ買い増しをしていく方針です。

● 米国株
配当狙い投資を実践しているので、IT企業ではなくモルガンスタンレーやAT&Tのような成熟した巨大企業に的をしぼって投資しています。昨年に関しては株価水準がかなり割高になっていることから新規投資は行わず、とはいえ円安リスクに備えた外貨投資は行いたく、外貨預金に資金を回しています。今年も金利が高止まりしているうちは、外貨預金を積み増すつもりです。

● 日本株
配当狙い投資のため、長期的に業績の安定した高配当企業を中心に投資をしています(配当狙い投資手法について詳しくはコチラ)。高配当ということは一方で割安に放置されていることを意味しますので、昨年のように日経平均が好調な時には自分の保有銘柄の値動きがついていけずにストレスがたまることもありますが、本来の目的を忘れずに今年も引き続き実践するつもりです。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策) / Please include some Japanese word, otherwise your comment will be ignored.