移住先探し②
移住候補地選び
なぜ田舎暮らしFIREを始めようと思い立ったのか、その動機については回を改めることとして、ここでは福島県(なかでも新白河周辺)を移住候補地とした理由について述べます。
「以前、福島県郡山市に住んでいたことがあり、配偶者も同県出身のため親近感がある」というのが大きな理由の一つではありますが、もちろんそれだけではありません。
主な理由としては以下の通りです。
① (新幹線を利用すれば)東京に近い
② 自然豊か
③ 住民の人柄
① 東京に近い
東京駅から新白河駅もしくは郡山駅まで、新幹線を使えば約1時間20分です。
移住後も東京に出てくる用事はあるため、移動時間がかからないというのが重要なポイントでした。
ちなみに、新入社員時代に最初に配属されたのが郡山でした。全国どこでも構わないと考えていたものの、いざ配属先を知らされたときには、東北とは遠くに行くことになると感じました。ところが、当時の実家が大宮周辺だったこともあり、新幹線でも車でもさほど時間はかかりません。よく東京に出てきて友達と会っていました。
②自然豊か
特に説明はいらないでしょう。ただし一口に福島といっても全都道府県中3番目の広大な県であり、浜通り・中通り・会津と各地域により異なる特色を持つというのも魅力の一つです。
全国の城跡巡りを趣味としていますが、これを機に福島県中の山城を制覇してみたいという夢も持っています。
③住民の人柄
ほかの県に住んだ経験が少なく比較評価は難しいのですが、穏やかでまじめな人が多いように感じます。あと冗談好きの人も多いですね。もちろん人によるものですので、全員がそうであるというわけでもありません。
このような理由から、道府県別では福島県一択でした。
続いて、新幹線駅へアクセスを重視し、郡山駅周辺と新白河駅周辺の2か所を候補に選びました。
郡山市は人口約32万人で県内でも最も栄えている都市の一つです。それだけに郊外からまちなかの郡山駅まで行くには時間が少々かかります。
一方で新白河駅は、もともと町はずれに建設されています。そもそも駅の所在地は白河市ではなく西郷村です。よって駅周辺の市街地はさほどではなく、駅までのアクセスが快適です。
というわけで、新白河駅周辺を候補として探すことにしました。