5334 日本特殊陶業

※他銘柄情報(2024年スクリーニング結果)はコチラ

長期業績グラフ安定成長スコア

※長期業績グラフおよび安定成長スコアの詳しい説明はコチラ

主要指標

株価¥4,8062024/7/5
実績会社予想
配当利回り3.41%3.45%
PER11.74倍11.58倍
CN-PER(※)8.88倍8.76倍
自己資本比率65.4%
NC比率(※)24.4%
※CN-PER:キャッシュニュートラルPER
※NC比率:ネットキャッシュ比率

※PER、CN-PER、NC比率の解説はコチラ

企業概要

企業IRページ(https://www.ngkntk.co.jp/ir/)より

自動車エンジン用のスパークプラグや排気系センサで世界トップシェアを誇ります。

売上高は 6145億円。セグメント別売上高(セグメント間取引消去後)は、自動車関連:82.2%(うちプラグ:54.6%、センサ:27.7%)、セラミック:15.6%、新規事業:0.8%。セラミック、新規事業は赤字のため自動車関連が事業の中核です。
また海外売上比率は85%です。

「2030 長期経営計画 日特BX」を策定。さらに2021~2024年度の中期経営計画を実行中です。

当社は、「2030 長期経営計画 日特BX」において、内燃機関事業を中心とする事業ポートフォリオからの転換を掲げております。2024年度はその前半の4年間を対象とした中期経営計画の最終年度として目標の達成に取り組む年度であるとともに、次期中期経営計画の道筋を考えていく年度でもあります。既存事業と新規事業の両輪で変革を進め、より安定的に確実な成長を遂げていけるよう、取り組みを進めてまいります。

当社グループは、昨年、当社英文商号の変更を機にグループロゴを刷新し「Niterraグループ」(読み方:ニテラ)として生まれ変わりました。新たなグループロゴ「Niterra」に込めた「地球を輝かせる企業となる」という想いの下、世界のさまざまな課題に向き合い、技術や製品・サービスの開発を通じて社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現に寄与してまいる所存です。

今後もNiterraグループに変わらぬご愛顧、ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

トップメッセージより

分析

●長期業績推移
リーマンショック後の2008年度に大赤字を出しましたが、それからは売上・利益ともに好調に推移しています。さらに青の棒グラフ(売上高)よりも赤と黄の線グラフ(営業利益、当期利益)の伸びが大きいことが見て取れますが、これは売上高利益率の改善を意味しています。このような業績を反映し、安定成長スコアは9点と高評価です。

●主要指標(会社予測)
配当利回り:3.45%、PER 11.58倍、CN-PER 8.76倍とまだ比較的高利回り、割安な水準にあります。自己資本比率:65.4%、ネットキャッシュ比率 24.4%と財務健全性も比較的良好です。

●その他の視点
業績は目下絶好調といって状況ですが、売上の大半は自動車の内燃機関(エンジン)の部品です。よって、電気自動車の普及によって今後事業基盤が損なわれるとうい大きなリスクが存在します。当社もこのリスクはもちろん承知しており、事業計画ではセラミックなど非内燃の売上比率拡大を目標としています。

また良好な業績推移を受け、この一年間で株価は約64%上昇しています(23/7/3: 2936円 → 24/7/5: 4806円)。同時期の日経平均の上昇率 26%を大きく上回る好調ぶりです。さらなる株価上昇継続のためには、今後の増収増益の裏付けが必要と思われます。

※当記事は投資の推奨を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
※データの一部は手作成・手入力のため、誤りがある可能性についてお含みおきください。

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