移住後1年
2024年4月28日
白河に移住して1年が経ちました。
あっという間に時間は過ぎますが、このブログに記録していたおかげでこの1年間思いのほか様々なことに取り組んでいたことを振り返りできます。
白河に移住してみて、良かった点、少々困った点を挙げると以下の通りです。
良かった点
・自然豊かで四季がはっきりとしている・・これは期待通りですね。四季折々でまったく異なるうつくしい姿を見せてくれることも魅力です。
・夜は静か・・大通りから奥まっていることもあり、夜は人工的な騒音はまったくありません。カエルや虫の音を子守唄に、鳥の鳴き声を目覚ましにしています。
・風情ある城下町・・奈良時代より東北の玄関口として栄えた街だけに、小峰城、南湖公園、白河の関など随所に歴史を感じさせます。
・充実した商業施設・・これは意外でした。白河市自体は人口5万人余りとさほどでもないのですが、福島県南の中心都市ということもあり全国展開する商業施設が多数出店しています。わが家からこれらのショッピングモールまで車で15分以内、それ以外にも5分以内の場所にスーパーマーケットやドラッグストアがあるので、東京にいたときよりかえって便利になっています。
・東京に近い・・わが家から車で20分の場所にある新白河駅から東京駅まで約1時間20分。しかも各駅停車の「やまびこ」か「なすの」を利用することになるので、特定の時期を除きすいています。
少々困った点
・冬は寒い・・これも想定はしていたものの、やはり冬は寒く長いですね。しかも、東京ではマンション暮らしだったところ、こちらでは中古の木造住宅なのでなおさらです。昨年は暖房機器や防寒用品に相当な出費を強いられました。
・侵入する虫たち・・どこから入り込んでくるのか気が付けば、カメムシやらテントウムシやらアリやらが室内を徘徊しています。
・元気な雑草・・少々庭が広すぎるためか春から夏にかけては雑草対策に追われてしまい、本来やりたかった野菜作りや庭仕事に取り組む時間が奪われてしまいます。
総合的には満足しています。
なお、移住前にもっとも懸念していたのが田舎ならでは濃厚な人間関係ですが、これはまったくの杞憂でした。良くも悪くも近所づきあいは淡泊で、おしゃべりする機会は月に1回程度、そしてわが家の事情を詮索する人もいません。町内会活動は年2回の町内一斉清掃、それに当番制のゴミ置き場清掃くらいです(どうも高齢化により町内会活動も昔のようにはいかないようです)。
ネット上には、地方移住した人の後悔として「厄介な近所づきあい」や「不便な買い物環境」について述べた記事をよく見ます。しかし、一口に田舎といっても全国津々浦々で多様です。そのような欠点をもつ田舎は多いかもしれませんが、そうではない田舎もあることはここに明言します。
さて、昨年10月に植え付けした芝桜がきれいに咲いています。
冬の間、寒さで地上部が枯れていたため心配をしていたのですが、春になり一気に元気になりました。
私も、負けじと2年目の生活に励みたいと思います。