床下工事
2024年11月
今年の夏はかなり雨が多く湿度が高いと思っていたら、クローゼットや押し入れの中の衣服などにカビが生えています。
部屋の中もカビの臭いが漂っており、これはたまらんとホームセンターに床下点検を依頼しました。
そして、床下工事を請け負っている業者の方に点検をしてもらったところ、やはり床下にもカビが一面に生えているとのこと。ただし幸いにもシロアリ被害はないとのこと。そして提案された工事は3種類。
① 床下の木材への防カビ処理
② ①に加え、床下へ調湿剤を敷き詰め
③ ①②に加え、床下の木材へ発泡ウレタンを吹き付け
下にいくほど部屋の快適度が高くなるが、当然に施工費用も高くなります。
業者さんのオススメも当然に③。発泡ウレタンは、防カビ・防シロアリ効果のみならず断熱効果が高く、底冷えが軽減されるとのこと。
結構なお値段に衝撃を受けつつ、カビ臭さはいかにも体に悪いし冬の寒さは昨年身にしみているので、健康第一と③でお願いすることにしました。(総額は差し控えさせていただきますが、坪単価は6万7千円です)
そして工事時期は11月上旬、工事日は4日間と決まりました。
なお、おまけで変色した押し入れや収納スペースの床材も交換してもらえることになりました。
こちらが工事前の床下の様子。
(工事後に業者さんから送ってもらった写真をデジカメで撮影しているので画質があまりよくありません)
黒ずんでいるのがカビ。特にこの場所はカビ臭かった場所でこの写真を見て納得です。
最初の工事は、カビの除去、そして防カビ剤の塗布です。
多少の黒ずみは残っているものの、木材本来の色に戻りました。
続いて発泡ウレタンの吹き付け作業。
狭い床下で上に向けてウレタンを吹き付けるのは忍耐のいる作業です。また作業途中で昼食をとると床下での作業に支障をきたすため、食事抜きで作業をするとのこと。
ご苦労様です、とこの場を借りて感謝をいたします。
吹き付け作業完了。
発泡ウレタンは断熱用の素材ですが、木材を全面的に覆うので防カビ・防シロアリ効果もあるとのことです。
次に、地面からの湿気を防ぐため、防湿シートを全面に敷きます。
最後に調湿剤を防湿シートの上に敷き詰め、全作業が完了。
作業後、確かに床の冷えからくる寒さがかなり軽減されたような気がします。工費はかかりましたが、省エネ効果は期待できそうです。
なお湿気や防カビ効果については、すでに寒い季節に入ってしまったので実感をすることはできません。来年の初夏の季節を楽しみに待つことにします。