いただきもの
2023年9月22日
昼頃、お隣さんが訪ねてきました。
そして「コメ余っているけどいります?」とのこと。
「ありがたくいただきます」と答えたところ、「ちょっと待ってな」と自宅に戻られました。
それからしばらくして、キャリーカートに米袋を積んで持ってきてくれました。
その量なんと、30kg!
お隣さんいわく「この近所はみんな田んぼを持っているので、あげる人がいなくて困っていたの。」
・・・稲作農家は食べるに困らないですね。
<米知識> コメの量の単位
さて、「これだけの量、どれくらいあれば食べられるか?」と疑問に思いつつ、歴史好きなので「1石」が昔の日本人が1年間に食べるコメの量だということを思い出しました。
コメの量の単位は何種類かあり、以下の通りの関係です。
「1石」=「10斗」=「100升」=「1000合」≒「180リットル」
今でも「一升瓶」や「一斗缶」など、量の単位として用いられています。
一食1合、一日で3合のペースで、1年間で約1000合食べるという計算になります。
1合は、ご飯茶碗2杯分なので、昔の日本人は今に比べコメの消費量が多かったことが分かります。
コメ1合は約150gなので、今回いただいたのは約200合(精米すればもう少し減ります)。
昔の日本人であれば約2か月で食べていた量です。
しかし、これまでの私の食生活では1年かかっても食べきれそうにありません。
お隣さんと大地の恵みに感謝しつつ、もっとコメをおいしくたくさんいただくつもりです。