5911 横河ブリッジホールディングス

※他銘柄情報(2024年スクリーニング結果)はコチラ

長期業績グラフ安定成長スコア

※長期業績グラフおよび安定成長スコアの詳しい説明はコチラ

主要指標

株価¥2,7712024/7/23
実績会社予想
配当利回り3.43%3.97%
PER9.52倍9.64倍
CN-PER(※)3.52倍3.57倍
自己資本比率59.0%
NC比率(※)63.0%
※CN-PER:キャッシュニュートラルPER
※NC比率:ネットキャッシュ比率

※PER、CN-PER、NC比率の解説はコチラ

企業概要

企業IRページ(https://www.ybhd.co.jp/ir/)より

同社は、鋼鉄製橋梁建設大手の横河ブリッジを中核とする持株会社です。

2024年3月期売上高は 1641億円。セグメント別売上高比率(セグメント間取引消去後)は、橋梁事業:59.4%、エンジニアリング関連事業:38.5%、先端技術事業:1.8%、不動産事業:0.4%

現在「第6次中期経営計画(2022~2024年度)」を実施中。以下の3つを基本方針に位置付けています。
 ① 基幹事業の一層の強化を図る
   橋梁事業:保全事業への対応強化と大型新設案件への取り組み
   システム建設:各種管理システムの開発による受注・生産の連携強化と追加設備投資による生産性向上
 ② 多様な事業を創りながら進化する

   防潮堤、港湾リニューアル、洋上風力発電事業など新規事業分野への挑戦
 ③ 100年先を見据えた強固な経営基盤を確立する

   新材料・新工法など環境負荷低減に資する技術開発の推進、再生可能エネルギーの利用促進、IT関連投資を倍増させ、DXへの取り組みを加速

株主還元については、配当方針を「安定した配当」から「累進配当」に変更、ROEや株価を勘案しながら機動的な追加還元を検討する。

ようこそ 横河ブリッジホールディングスのホームページへ

横河ブリッジホールディングスグループは、橋梁建設・保全事業や、工場・倉庫建設のシステム建築を中心とするエンジニアリング関連事業などの社業を通じて、社会インフラや社会生活の基盤整備に注力してまいりました。
 特に近年は、各産業分野においてSCM(サプライチェーンマネジメント)改革やEコマースの普及が急速に進み、これらの物流を支える道路インフラの重要性や物流拠点となる倉庫需要の高まりに応えるべく、良質で安全な製品の提供を通じて社会に貢献しています。
 当社グループではこれからも「長期的な橋守り」、「多角的な鋼構造エンジニアリング」、「強靭な社会環境づくりと自然環境との共生」、「強固な経営基盤の構築」の実現と持続的な拡大を目指すとともに、グループ経営を一層深め、各事業での競争力を高めながら新しい分野を創造し、海外人材を積極的に活用してグローバルな活動を推進します。また、ESG(環境、社会、ガバナンス)の観点から各種マテリアリティを特定し、持続可能な社会の実現に向けて、これらの課題解決にも積極的に取り組んでいきます。
 横河ブリッジホールディングスグループは「社会公共への奉仕と健全経営」の理念のもと、社会インフラ整備や技術革新を通じてさまざまな社会課題の解決に貢献してまいります。

トップメッセージより

分析

●長期業績推移
80年代後半から00年代前半まで売上高は増加傾向にあったものの、利益水準はブレ幅大きく横ばいでした。ところが2006年3月期~2008年3月期に業績悪化、巨額の赤字を計上しました。しかし、その後業績は右肩上がりに急回復しています。
長期的に見れば増収増益(売上高成長率:3.8%、営業利益成長率:6.2%、当期利益成長率:5.8%)であるのがプラス材料、一方で売上高営業利益率のブレ幅が大きいのがややマイナス材料で、安定成長スコアは8点と高評価です。

●主要指標(会社予測)
配当利回り:3.97%、PER 9.64倍、CN-PER 3.57倍と高利回り、割安な水準にあります。自己資本比率:59.0%、ネットキャッシュ比率:63.0%と財務健全性も特段の問題はありません

●その他の視点
橋梁などインフラの老朽化に伴う保全ニーズの高まりは間違いなく追い風でしょう。投資家としての関心事は、この風をとらえてどこまで業績を伸ばせるかです。
ここ数年の株価の動きをみると、2023年1月に安値 1822円をつけた後は上昇基調で2024年3月に高値 2995円に到達。その後は停滞気味で、直近では2771円となっています。

※当記事は投資の推奨を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
※データの一部は手作成・手入力のため、誤りがある可能性についてお含みおきください。

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