3924 ランドコンピュータ
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長期業績グラフ・安定成長スコア
※長期業績グラフおよび安定成長スコアの詳しい説明はコチラ
主要指標
株価 | ¥838 | 2024/7/3 |
実績 | 会社予想 | |
配当利回り | 4.18% | 4.30% |
PER | 12.19倍 | 11.87倍 |
CN-PER(※) | 8.47倍 | 8.25倍 |
自己資本比率 | 66.0% | |
NC比率(※) | 31.8% |
※NC比率:ネットキャッシュ比率
※PER、CN-PER、NC比率の解説はコチラ
企業概要
企業IRページ(https://www.rand.co.jp/ir/)より
システムインテグレーション・サービス※が事業の中核(売上高の55%)。※情報システムの導入支援:企画から開発、運用まで一連のサービス
それ以外では、インフラソリューション・サービス(同 11%)、パッケージベースSI・サービス(同 34%)が事業の柱。
海外売上高はゼロ。
余談ながら、当社は学校法人渋谷教育学園の傘下にあった日本コンピュータ学院を起源とし1971年に創業。渋谷教育学園といえば、今や東大合格者上位校に名を連ねる「渋幕」「渋渋」の運営母体です。
当社は、1971年1月に創業して以来、主として国内のお客様企業と一体となって基幹業務システムを中心に受託開発の実績を重ねてまいりました。
第53期におきましては、昨年に続き2022年4月1日付にて株式会社NESCO SUPER SOLUTION(現:株式会社テクニゲート)の株式取得により子会社1社を追加してスタートいたしました。
業績につきましては、全てのサービスラインにて売上が好調に推移し、同時に中期経営計画に掲げている事業構造の集中と選択により高利益プロジェクトへのシフトを推進してまいりました。さらにDX推進本部を中心として、ローコード開発やアジャイル開発等の新デジタル技術人材の強化、クラウドシフトへの取り組みに努めております。
この結果、連結・単体ともに売上高、利益が過去最高の数値を達成することができました。第54期は、中期経営計画VISION2023の最終年度として、引き続き積極的なM&Aの推進、DXビジネスの強化、業務提携先との更なる連携強化、事業構造の集中と選択、直ユーザ取引の拡大に積極的に取り組み、中期経営計画達成に向けて注力していく方針であります。
当社は、長い歴史が培ったシステムインテグレータとしての豊富な経験と高い業務スキルを融合させ、最新の情報技術を駆使し、「お客様のために何ができるか」を常に考え、お客様とともに成長・発展し続けることを目指してまいりますので、今後ともご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
代表者挨拶(2023年6月)より
分析
●長期業績推移
利用可能な業績データが短期間なことに留意しなければいけませんが、ほぼ一貫して増収増益しかも売上高利益率は改善傾向と、理想的な業績推移で安定成長スコアは10点満点となっています。(平均売上高成長率:8.2%、平均営業利益成長率:17.4%、平均当期利益成長率:18.8%)
●主要指標(会社予想)
高配当利回り(予:4.30%)でかつ割安(PER予:11.87倍、CN-PER予:8.25倍)です。
逆にここまで好条件だと、なぜこの値段で放置されているのか、何か不安材料があるのか心配になります。
東証プライム市場維持のための株主数増加、流動性の増加に少々苦労しているようで、配当性向を上げてきています。しかし、まだ50%なので無理をしているという感じはありません。
※当記事は投資の推奨を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
※データの一部は手作成・手入力のため、誤りがある可能性についてお含みおきください。