7272 ヤマハ発動機
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長期業績グラフ・安定成長スコア
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主要指標
株価 | ¥1,544.5 | 2024/7/19 |
実績 | 会社予想 | |
配当利回り | 3.11% | 3.24% |
PER | 9.45倍 | 8.76倍 |
CN-PER(※) | 8.77倍 | 8.12倍 |
自己資本比率 | 42.0% | |
NC比率(※) | 7.2% |
※NC比率:ネットキャッシュ比率
※PER、CN-PER、NC比率の解説はコチラ
企業概要
企業IRページ(https://global.yamaha-motor.com/jp/ir/)より
世界有数の建設機械メーカーです。
2023年12月期売上高は 2兆 4148億円。セグメント別売上高比率(セグメント間取引消去後)は、ランドモビリティ:65.5%、マリン:22.7%、ロボティクス:4.2%、金融サービス:3.6%です。(ランドモビリティはオートバイなど、マリンは船舶用モーターエンジンなど)
地域別売上高比率は、日本:5.9%、北米:26.7%、欧州:13.2%、アジア:39.6%、その他:14.6%、(海外売上高比率:94.1%)。
現在「中期経営計画(2022年~2024年)」を実施中。以下の2つを成長事業に位置付けています。
① ロボティクス事業
② SPV ( Smart power vehicle ) 事業・・電動アシスト自転車等
株主還元に係るところでは、総還元性向(配当性向+自社株買い):40%と置いています。
感動創造企業、ヤマハ発動機。
「ヤマハらしさ」に磨きをかけて、次なるステージへ。
ヤマハ発動機は、「感動創造企業」を企業目的に、社会や環境との調和を図りながら、製品やサービスを通じて世界の人々の喜びや驚き、高揚感、そして豊かさや幸福感の実現を目指しています。私たちは、常に「新しい価値の提案による、新しい感動を期待される会社」でありたいと考えています。その期待に応えようとするエネルギーと、4つのコア技術(「パワートレイン技術」「車体・艇体技術」「制御技術」「生産技術」)の組み合わせを背景に、個性的な製品を生み、幅広い事業を育て、自ら需要を創造することで会社を成長させてきました。
モビリティの電動化やデジタル技術の急速な進展、それに伴うさまざまな枠組みの再編など、ビジネスの潮流は大きな変革期を迎えています。そうした中で、私たちが積み上げてきた先進技術や幅広い事業基盤、そしてアイデアや思いをかたちにする力は、次なるステージにチャレンジする当社にとって大きな原動力となるでしょう。
当社には、「ヤマハらしさ」を表す[発・悦・信・魅・結]という共通価値が存在します。企業活動や事業活動のすべてのプロセス、すべての階層にその「ヤマハらしさ」を注ぎ込むことで、ヤマハはさらにヤマハらしくなっていく――。そうすることが、お客様の期待に応える術であり、競争力をさらに高めていく糧になると信じています。創立以来積み上げてきた当社ならではの個性的かつ多様な事業、製品、技術、そして「ヤマハらしさ」を成長の源泉に、ヤマハ発動機がお届けする「次の感動」、私たちが進む「次なるステージ」にぜひご期待ください。
社長挨拶より
分析
●長期業績推移
売上高・利益水準ともには38年間通算でみれば増加傾向にあります(売上高成長率:4.6%、営業利益成長率7.5%、当期利益成長率:9.1%)。しかしリーマンショック後の2009年12月期に大きな赤字を出しています。その後は新型コロナショック時を除き、順調な成長をみせています。
長期的に見れば増収増益、ただしリーマンショック後の赤字がややマイナス材料で、安定成長スコアは8点と高評価です。
●主要指標(会社予測)
配当利回り:3.24%とやや高利回り、PER 8.76倍、CN-PER 8.12倍と割安な水準にあります。積極的な設備投資を行っているためか、自己資本比率:42.0%、ネットキャッシュ比率:7.2%と財務健全性については問題はないもののやや低い水準です。。
●その他の視点
海外売上高比率が94%!!という超グローバル企業です。こうなるともちろん日本経済の動向は大したリスクではなく、世界経済動向(特にアジア)や急激な円高が主要リスクとなります。
ここ数年の株価の動きをみると、新型コロナショックにより2020年4月に安値 390円(株式分割考慮後)をつけた後は急上昇で、直近では1545円となっています。さすがに配当利回りは低くなってきましたが、PERでみればまだ割安です。
余談ながら、ホームページで紹介されていた「人機官能」という言葉が気に入りました。やはりこのようなコアとなる思想を持つ会社は世界に通じる強みがあると思います。
「人機官能」・・ヤマハ発動機独自の開発思想。「人」と「機械」を高い次元で一体化させることにより、「人」の悦び・興奮をつくりだす技術です。
※当記事は投資の推奨を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
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