マーケット動向(2026年6月)
2026年7月

AI相場が一段落です。
AIがこれから数年間の経済の牽引役となるのはほぼ間違いないものの、それと相場は別物。相場はしばしば期待を先食いしてしまいます。よく言われていることですが、世間をにぎわせるようになったらその時がピークであることがしばしばです。キオクシアの時価総額がトヨタ自動車を抜いて上場企業首位となったことは、2000年のITバブル時にヤフー株が1億円を付けたことを彷彿とさせます。
円安傾向が止まらないのは、小手先だけの対策に終始する日本政府の無策によるものでしょう。口先だけはいつも威勢がいいのですが、庶民の生活レベルが本当の「国力」であるとは想像だにしていないご様子です。まあしかし、そんな現政権があれだけ票を集めているということは、この国民にしてこの政府ありです。
●日本株(TOPIX)
4月に大きく下落したものの、5月に反騰しまだまだ勢いのあるところをみせたTOPIXですが、6月は停滞です。ちょうど相場の方向性を探しているようにもみえ、今しばらく様子見です。

現在株価が過熱気味であるのか、7月下旬に発表される東証上場企業の業績集計をまって分析をする予定です。
●REIT
年明けからしばらく下落傾向が続いていたREITが少し持ち直しました。しかし、金利は依然上昇傾向にあるのでこのまま底入れとはいかないと考えます。

継続的なモニタリングのためREITの割安度を示す指数、(1) 分配金利回り、(2) NAV倍率をみておきます。
直近の数値は以下の通りです。
(1) 7月3日現在のREITの平均分配金利回りは、約5.0% (JAPAN-REIT.comで直近値を確認できます)
(2) 6月末現在のNAV倍率は 0.84倍とやや低下(不動産証券化協会のサイトで直近値を確認できます)
●インフラファンド
東証に上場されているインフラファンドは、主に太陽光発電所へ投資する投資法人です。
東証インフラファンド指数は、2025年4月 578.92ポイントの大底をつけ、7月から急回復し、直近11月には 800台を回復しました。
その後、良くも悪くも 800ポイント前後で安定していたのが、5月は下落しました。6月も引き続き下落とあまり良い流れではありません。


