マーケット動向(2026年5月)

2026年6月

一言で言って、AI相場です。

日経平均ほどでありませんが、TOPIXも上がっています。ただし、日本株が一様に上がっているわけではなく、AI関連は上がっていてもそれ以外は停滞もしくは下落しています。
為替レートは、4月の反動で若干円安にふれています。
REITやインフラファンドは下落、ゴールドも一服で、投機資金がAI関連に流れているのが分かります。

●日本株(TOPIX)

まずはお詫びです。
TOPIXの波動分析(2026年3月)」においてTOPIXは下落トレンドに転じたと予想したのですが、外してしまいました。
最高値更新ということで、まだ停滞期には入っていないと思われます。

2013年からの日本株の躍進は、日本企業の業績復活に伴うものでした。しかし、今の株価上昇は業績の伸びを上回るものであり、いよいよバブルが始まったのかもしれません。株価と業績の乖離度に関しては、もう少し詳しく検証したいと思います。

●REIT

年始からの下げが止まりません。金利の先高観が不安材料とされています。一方で、都心のオフィス空室率はかなり低水準で、分配金利回りやNAV倍率でみると割安感があります。よって、高金利を不安視しているというよりは、値動きのよい株式に投機資金が流出しているのが主因とも考えられます。

REIT指数は、上のグラフで確認できるとおり数年単位のトレンドで動く傾向があるので、残念ながら今後しばらくは下落傾向にあるものと思われます。
それではどの程度まで下がるのか?
マーケット心理によるもので予想は難しいのですが、過去のデータによれば 1,600ポイント付近が下値のめどとなります。
そこまで下がってくれればかなり割安なので、気長に待つことにします。

継続的なモニタリングのためREITの割安度を示す指数、(1) 分配金利回り、(2) NAV倍率をみておきます。
直近の数値は以下の通りです。
 (1) 6月1日現在のREITの平均分配金利回りは、約5.0% (JAPAN-REIT.comで直近値を確認できます)
 (2) 4月末現在のNAV倍率は 0.87倍 (不動産証券化協会のサイトで直近値を確認できます)

●インフラファンド

東証に上場されているインフラファンドは、主に太陽光発電所へ投資する投資法人です。

東証インフラファンド指数は、2025年4月 578.92ポイントの大底をつけ、7月から急回復し、直近11月には 800台を回復しました。
その後、良くも悪くも 800ポイント前後で安定していたのが、先月は下落しました。
REITのように下落トレンドに入ったかどうかは、もう少し様子見が必要です。

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