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●システムの受託開発に特化しており、多くの大手SIerを顧客に持つ
●2019年の上場以降、売上・利益ともに大きく拡大



●業績:2019年12月の上場以来、好調に業績拡大。2025年12月期までの6年間で売上高は約2.2倍(97億円→217億円)、当期利益は約3.7倍(11億円→42億円)まで伸ばしています。飛躍の裏付けとして、野村総研・NTTデータ・富士通といった大手SIerとの取引を確立させています。直近の売上高営業利益率は 26.3%とかなりの高収益体質でもあります。
なお、安定成長スコアが10点満点ではないのは、上場してからの年月が浅く財務データが十分でない点を差し引いているためです。
●分析:創業社長は中国出身で、日本人・中国人技術者それぞれの良さを組み合わせるべく半々の構成にするという興味深い人事方針を取っています(最近の日本企業の中国撤退に伴い、日本文化に精通した優秀な中国人SEを採用できているとのこと)。「受託開発に誇りを持って、成長にこだわる会社」と経営方針も極めて明確です。世間では、AIの普及によってシステム会社の収益機会が奪われるとささやかれていますが、同社においてはAIの自社活用を強く意識した施策が取られています。
株価については、2019年の上場時に約1,500円であったのが23年4月には6,000円を突破。その後は3,000円を切る水準まで下落しています。下落の要因の一つが先に述べたAI普及の脅威です。しかし、生成AIでプログラミングが楽になるとはいってもいきなり事業会社がシステムを内製化できるわけではなく、AIを自社業務に組み込むためのシステム開発ニーズが一層高まると筆者は考えますが、そこは投資家の判断に委ねられます。将来のリスクはあるものの、直近の業績からすれば株価は相当に割安な水準になったといえます。また社長も株価を強く意識しており、個人向けのIRを充実させています。
・長期業績グラフや安定成長スコアについて詳しくはコチラ
・同社を含む2026年スクリーニング企業の一覧はコチラ
※当記事は投資の推奨を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
※データの一部は手作成・手入力のため、誤りがある可能性についてお含みおきください。
➢ 参考情報
●リンク先
・同社公式IRページ
・最新の株価(Yahooファイナンス)
●同社株への筆者の投資方針(本記事作成日現在)
・保有有無:あり
・投資方針:新規投資(2026年スコアリングにて新規選定、定性評価も良好。AI普及は向かい風ではなく追い風と判断。また日本人・中国人の技術者の融合という取組にも共感。)
●定性評価(試行中、詳しくはコチラ)
| 非財務評価基準 | 評価結果 | |
| ◎経営理念・トップメッセージ | ||
| その企業ならではの理念(世界観・価値観・倫理観)が語られているか。 | 社長挨拶は、自社の使命や強みについて明確に述べている。 | |
| ◎IR | ||
| IRの内容は充実しているか。検索・閲覧をしやすいレイアウトとなっているか。 | IR資料は一通り開示されている。 個人投資家向けのPRが頻繁に行われている | |
| 事業内容が、一般個人にも分かりやすく説明されているか。その企業ならではの魅力・沿革が紹介されているか。 | 「ベースを知るー5つのポイント」に同社の特徴や強み分かりやすく紹介されている。 事業領域に、自社の事業内容が詳しく記されている。 | |
| ◎中期経営計画 | ||
| 過去の振り返りがなされているか。特に未達項目について十分な検証と改善策策定がなされているか。 | 中期経営計画は公開されていない | |
| 成長戦略(新規事業)は経営理念にひもづけされているか。 | 成長のための事業戦略は「ベースを知るー5つのポイント」に詳細に記されている。これらの戦略は社長挨拶にある当社の使命と合致している | |
| 成長戦略(新規事業、海外事業)について、期待リターン、投入資金、リスクとその軽減策が明示されているか。 | 公開資料には記されていない | |
| 内部統制や人事施策など社内体制に係る計画が策定されているか。 | 部長育成制度、ダイバーシティ方針など人的資本経営に係る制度が定められている | |
| 多様性(ジェンダー、国籍など)に関する施策が策定されているか。 | 日本、中国のSEを半々にするというポリシーが建てられている | |
| ◎KPI | ||
| 従業員のモチベーションに関するKPIが設定されているか。 | 人的資本に関するKPIとして、外国籍・女性社員・中途採用者比率、男性の育休取得率、平均残業時間に関する目標値が定められている。 | |
| 経営理念や経営戦略につながるKPIが設定されているか。 | 採算性を重視するため営業利益を最重要KPIとしている | |
| 財務評価基準 | 評価結果 | |
| ◎決算分析(決算短信、有価証券報告書、決算説明会資料) | ||
| 利益に関する前期対比の変動要因分析がなされているか。 | 決算説明会資料に営業利益ウォーターフォールチャートが示されている。 | |
| 業績悪化の場合、その原因が具体的に分析されているか。また外部要因だけでなく内部要因にも言及されているか。 | 業績は好調 | |
| 特定のセグメントに業績が偏っていないか。 | ソフトウェア受託開発事業の単一セグメント。ただし主要顧客(SIer)は分散している | |


