9960 東テク
●ダイキンなどの空調機器を取りあつかう商社
●2011年より成長軌道、23年以降は成長スピード加速



●業績:売上高は長らく500億円前後で停滞していました。ところが2012年から大型都市開発やデータセンター建設などの恩恵を受けて業績は急成長。新型コロナショック時にやや停滞したものの、2023年以降は再加速。2026年3月期売上高は1,700億円に達しています。
●分析:データセンター需要は引き続き期待できるものの、更なる成長のためには計装事業の拡大や海外進出の成否がカギを握ると考えます。
同社の理念体系「存在意義」「経営姿勢」「企業行動憲章」は、いわゆるミッション・ビジョン・バリューを独自にうまく解釈しています。また経営計画は、これまでの成長に裏付けされた自信をのぞかせつつも用意周到なもので明解で具体性があります。
株価は、2011年頃まで100円前後で低迷。そののち業績拡大に伴い株価も急伸。2026年には4,000円台に突入しています。一方で配当利回りは3.15%、PERは12.17倍とさすがに割安感が薄れてきました。
・長期業績グラフや安定成長スコアについて詳しくはコチラ
・同社を含む2026年スクリーニング企業の一覧はコチラ
※当記事は投資の推奨を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
※データの一部は手作成・手入力のため、誤りがある可能性についてお含みおきください。
➢ 参考情報
●リンク先
・同社公式IRページ
・最新の株価(Yahooファイナンス)
●同社株への筆者の投資方針(本記事作成日現在)
・保有有無:あり
・投資方針:継続保有(今後も成長が続くことを期待。)
●定性評価(試行中、詳しくはコチラ)
| 非財務評価基準 | 評価結果 | |
| ◎経営理念・トップメッセージ | ||
| その企業ならではの理念(世界観・価値観・倫理観)が語られているか。 | 「存在意義」「経営姿勢」「企業行動憲章」という理念体系は、いわゆるミッション・ビジョン・バリューを独自にうまく解釈しています | |
| ◎IR | ||
| IRの内容は充実しているか。検索・閲覧をしやすいレイアウトとなっているか。 | 一通りそろっている。 | |
| 事業内容が、一般個人にも分かりやすく説明されているか。その企業ならではの魅力・沿革が紹介されているか。 | 「東テク早わかり」は一般個人向けの分かりやすい説明 | |
| ◎中期経営計画 | ||
| 過去の振り返りがなされているか。特に未達項目について十分な検証と改善策策定がなされているか。 | 4ページにわたり振り返りが行われている。業績は絶好調であるものの、個別施策の達成状況から次の中計における課題を洗い出している。また今後の経営環境の脅威についても述べられている。 | |
| 成長戦略(新規事業)は経営理念にひもづけされているか。 | 百年企業を目指し、企業理念に基づく事業展開、求める人材像を計画に織り込んでいる | |
| 成長戦略(新規事業、海外事業)について、期待リターン、投入資金、リスクとその軽減策が明示されているか。 | 5年間累計で500億円の戦略投資(人的資本投資、事業拡大・付加価値創出、経営基盤強化) | |
| 内部統制や人事施策など社内体制に係る計画が策定されているか。 | 中期経営計画に「人が主役の企業グループとして、人的資本経営(経営戦略と人事戦略の一体化)の深化」を掲げ、人的資本経営の価値創出循環モデルを構想している | |
| 多様性(ジェンダー、国籍など)に関する施策が策定されているか。 | 開示資料からは確認できず | |
| ◎KPI | ||
| 従業員のモチベーションに関するKPIが設定されているか。 | 9つの人的資本KPIを設定 | |
| 経営理念や経営戦略につながるKPIが設定されているか。 | 事業戦略は具体的に描かれているが、KPIは開示資料からは確認できず | |
| 財務評価基準 | 評価結果 | |
| ◎決算分析(決算短信、有価証券報告書、決算説明会資料) | ||
| 利益に関する前期対比の変動要因分析がなされているか。 | 複数の切り口で、売上高や収益の要因分解を行っている | |
| 業績悪化の場合、その原因が具体的に分析されているか。また外部要因だけでなく内部要因にも言及されているか。 | 足下、絶好調 | |
| 特定のセグメントに業績が偏っていないか。 | 空調、計装、エネルギー、国内グループ、海外グループの5事業。現在の主軸は空調、経営資源を集中させるのは計装 | |


